DANCE KNOWLEDGE ダンスの知識・雑学

基礎レッスンのコツを大公開!誰でも踊れるアニメーションダンスとは

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1.アニメーションダンスとは

アニメーションダンスとは、ダンスに詳しくない人が見ても一目で凄さが伝わるダンスです。【踊る】というよりか【演じる】と表現する方が近いかもしれません。日常生活では想像もつかない様な動きをすることや、まるで映像を見ているかのようなダンスです。時にはスロー映像のような表現をすることもあります。常に激しく動くことを要されないので、どこまでも極めることが出来、幅広い層の方から人気のあるジャンルです。


2.アニメーションダンスを踊るなら押さえたい6つの基礎

2-1. ロボットダンス

ロボットダンスとは、パントマイムやマイケルジャクソンのダンスでも有名な、「ロボットが、ギーッ・ガシャッと動く」ように踊るポッピング・アニメーションダンスで専門的に扱われているダンススタイル。
コツは動かしたい部位に一瞬力を入れ、止まりたいポイントに来たらもう一度一瞬力を入れ止まる。動き始めと止まる時に一瞬アクセントを付けると、より不思議に見える。

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2-2. ウェーブ

ウェーブとはストリートダンスを踊る上でも欠かせない基礎となり、主に手や身体に波を通す技。波のように滑らかな動きだが、ハンドウェーブは【手】【肘】【肩】のアイソレーションがベースになっている。ボディウェーブは【肩】【胸】【お腹】【腰】をメインとし、各部位を1つ1つ壁に付けていくようなイメージで練習するとコツを掴みやすい。

2-3. タット
タットとは、肘や手首などを使い、四角い形を作ったり、機械のような動きをする技。動かしていない方の手は基本的に動かさず、キープしているとより不思議に見える。また、タット単体として使うことは少なく、ステップや様々なムーブとミックスして用いられることが多い。

2−4. スライド
スライドとは、正面を向いたまま宙に浮いているかのように滑らかに横方向にスライドするステップである。
足の形は【ハノ字】と【逆ハノ字】を繰り返しながら、体重を右から左へ移動していくことで不思議に見えるステップとなる。
コツは一定のスピードで動くことと、頭の高さが変わらないこと。この2点を抑えることでより不思議に見える。
2−5. ヒット
ヒットとは、アニメーションダンスに限らずPOPはもちろん、他のジャンルを踊る際にもよく利用される技の1つ。筋肉を一瞬だけ緊張状態にすることで、身体から"バチンッ"というような音が出ているように見える。これを曲のスネアードラム等に合わせることで音を身体で表現できる。ヒットというと力を入れることに意識を向けてしまい、筋肉を緩めることを忘れがちだが、ヒットとヒットの間で、いかに弛緩状態を作れるかが、強いヒットを打つコツである。
ヒットは筋肉がある部分であればどこでも打てるので、自分の得意な部位を見つけてみると練習のしがいがあります。
初め練習しやすい部位としては【腕】【足】ここ2つに慣れてきたら【首】【お腹】【腰】と行うのがオススメです。

2-6. アイソレーション
アイソレーションとは、身体の各部位をそれぞれ別に動かすことを言う。ロボットダンスの基礎というよりかダンスの基礎と言っても過言では無いです。ジャンルによって求められるアイソレーションが違いますが、ロボットダンスやアニメーションダンスで言えば、いかに動かしていない部位を固定するかがコツになります。部位の動きの大きさよりも、他部位が動かないことで、より不思議に見えます。部位ごとに動かすことに慣れてきたら他部位を動かさずにアイソレーションすることを練習してみて下さい。


3 独学でやるなら!アニメーションダンスを基礎からしっかり学べるオススメDVD

3-1. ダンス・スタイル・アニメーション
その名称のとおり、まるでアニメや操り人形を見ているかのような不思議な動きが特徴のスタイル"アニメーション"。
ダンサーのオリジナリティを占める部分が多く、レクチャーは不可能と思われていた"アニメーション"のムーブを完全に解説・レクチャーしたのがこのDVD。
参加ダンサーは、日本のみならず世界の大会でもそのスキルの高さを証明している、"はむつんサーブ"と"無名の心"!
 彼らの独自の理論に基づいたレクチャーとともに、驚愕のソロ&チームパフォーマンスがたっぷりと収録されている。
またスペシャルトラックとして、話題のキッズダンサー、ストロングマシン2号のソロムーブや、
無名の心×はむつんサーブというスペシャルユニットの映像も追加。
これは、アニメーションを極めるための"マストアイテム"と言える一本である。
はむつんサーブの【だーよし】はNOA新宿ANNEX校で木曜20:00~レッスンも行っているので画面の中だけでなく、本物を体感しに来て下さい。

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3-2  少年チャンプル 最強ダンサーコレクション2005
少年チャンプルと言えば、今や伝説のダンス番組となっている。現在大御所ダンサーとして活躍している方々も出演しており、NOAでレッスンをしている方も多数いる。
テレビ番組としては終了してしまったが、最近では【スーパーチャンプル】として復活放送をしていることもある。若手注目ダンサーが出演している事もあるのでお見逃し無く。

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4. アニメーションダンスおすすめの曲一覧

アニメーションダンスで主に使われる曲は、【ElectroMusuc】や【DubStep】といった近未来的な機械音などが入った楽曲になります。通常の曲とは違い、上で説明したような、アイソレーションやウェーブなどがより見映えする音が入っているので踊っている側も表現しやすく、見ている側も分かりやすい楽曲となっています。

アニメーションダンスでオススメのアルバムがいくつかありますが、その中でも特にオススメの曲をいくつかピックアップします。

【Art of Noise】の【Moments in love】という曲は、いかにも不思議な雰囲気が出ている曲です。この曲でパントマイムやロボットダンスをやれば、映えること間違いなし。不思議な表現というイメージを掴むにもピッタリです。

続いては【KRAFTWERK】というアーティスト。こちらのアーティストは【Tour de France】という曲が有名ですが、どの曲を聴いても近未来的な、まさしくロボットの世界観が強く、機械音・電子音が多く入っています。

ここまでは不思議な世界観、電子音系の曲をオススメしましたが、最後にアップテンポな曲を紹介します。
まずはPOPというジャンルをやる上で、欠かせないこのアーティスト【Zapp&Roger】
ファンキーでノリの良い曲が多く、打ち込みのスネアードラム音も大きくはっきり聞こえるので、ヒットの練習にはもってこいです。メロディを楽しみつつスネアードラムの音も聞こえてくるので、早どり改善にもオススメです。曲単体での紹介というよりかは【All the Greatest Hits】というアルバム全曲オススメです。中には【Slow and Easy】というとてもゆっくりな曲が収録されていますが、こちらは上級編といった感じで、たくさんの種類の音が出てきます。すべて聞き取りヒット・アイソレで音ハメが出来るようになれば1歩成長したと言えるでしょう。
続いてのアーティストは【Cameo】
こちらもThe Funky Musicといったようにアップテンポで、RockとFunkが混ざったような楽曲が多くなっています。曲によってはベース音が多く入ってくるので、うまく音ハメをすることで渋い音取りも出来る一押しのティストです。

上記URLには載っていないですが、【Fingazz】というアーティストの【Human Nature】という楽曲は特に練習しやすいです。初心者の方でも楽しみながら音ハメが出来るオススメの1曲となっています。
またアップテンポな曲で言えば【Dax Riders】というアーティストは打ち込みの音も強く、Electoro的な要素も含まれているのでテンションあがること間違いなし。
是非たくさんの曲を聴いて練習してみて下さい。


5. 一体どうなっているの??凄技アニメーションダンス動画3選

5-1. 世界一とも言われる神のロボットダンス
こちらの動画では、主に空間固定・アイソレーション・スライド・コブラといった技術が使われています。それぞれを極めることでより不思議な動きに見え、1つ1つの動きの線を重くすることで、より重圧的な質感の出るムーブとなります。


5-2. 高校生が卒業の際に残した1本のダンス動画
こちらの動画では、上記でオススメした【DubStep】の楽曲が使われています。激しい音が多いこの楽曲では、細かく筋肉を収縮させるバイブレーションという技術が使われいます。

5-3. 日本人女性ダンサーNanoi率いる女性オンリーのアニメーションダンスチーム「Geisha」
こちらの動画の【Geisha Crew】は2017年に【Body Rock】という世界のコレオグラフ大会で入賞するなど、若手アニメーションダンサーで注目を集めています。
動画で使われている技術としては、ロボットダンスに質感を加え、構成と【ウェーブ】を駆使して魅せています。

6. ダンススクールの魅力とは?

今のインターネット環境では、YouTubeなどで簡単に基礎のレクチャー動画などを見ることが出来ます。アニメーションというジャンルは特に細かなスキルが必要とされるので、動画で見るのと生で見るのとでは次元が違うといっても過言ではありません。動画では気付かなかった部分や、直接見るからこそ伝わる質感などはスクールでしか味わえないです。
週に1回でもスクールに通うことで、新しいインスピレーションやダンサーの何気ない一言にヒントを見つける事もできます。何よりアドバイスをもらえる事は1番のメリットです。
また発表会も開催しているので、憧れのダンサーの振り付けを大舞台で踊れる機会はここでしか実現できません。
独学には無い良さがダンススクールには満ち溢れています。


『しっかり基礎を身につけるならダンススクールがオススメ!』
NOAには世界レベルで活躍するアニメーションダンサーが多数所属しています。超入門クラスから初級クラスまでレベルも多数ご用意してあります。
・新宿校 日曜日 15:00~ 
POP&アニメーション超入門 MST先生

・新宿ANNEX校 木曜日 20:00~ 
POP&アニメーション初級 だーよし先生

・新宿ANNEX校 土曜日 19:30~
 POP&アニメーション入門 ゴリキング先生

・秋葉原校 水曜日 21:30~
 アニメーション 入門 RIHITO先生

というように、今メディアで話題の【REDIO FISH】メンバーや、海外の大規模コンテスト【VIBE DANCE COMPETITION】にて【UNVISION】として日本代表出場しているダンサーや、世界のダンスイベントにゲストダンサーとして出演していたりと、豪華な講師陣が集まっています。POPのレッスンはあってもアニメーションのレッスンが多数あるのはNOAだけ!
是非このチャンスを見逃すことなくレッスン受けに来て見て下さい☆

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