はじめに
皆さんはハウスダンスをご存じでしょうか?聞いたことあるけど、見たことあるけど・・・実際のところ詳しく知らないかも、という人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなハウスダンスについて詳しくご紹介します。
■ ハウスダンス(HOUSE)とは?
HOUSE DANCE (ハウスダンス) とは、基本的にいわゆるディスコでかかっていた音楽を元に発展したクラブミュージック"HOUSE MUSIC(ハウスミュージック)"に合わせて踊るダンスです。主に、速めのテンポに合わせて流れるような素早い足裁き(ステップ)やフロアワークが特徴です。NYのダンサーたちがハウスミュージックに合わせて、ヒップホップ、ブレイキン、カポエイラ、サルサ、バレエ、アフリカン、タップなどなど様々なジャンルをフリースタイルで踊っていたのが起源とされ、またそれらのダンスをミックスすることによって出来上がってきたダンスといえます。ハウスダンスは、「ヒップホップ」、「ロッキング」、「ポッピング」、「ブレイキング」などと並んで、ストリートダンスの代表的なのものの1つです。
■ ハウスミュージック(HOUSE MUSIC)とはどんな音楽?
HOUSE MUSIC の特徴として BPM は120~125くらい、一小節に四分音符で四つキックが入る、いわゆる「4つ打ち」で進んでいきます。リズムの繰り返しが基本的な構造は、聴く者に徐々に陶酔感を与えていきます。ディスコやダンスクラシックをルーツに作曲されていますが、それらとは違う魅力を持っています。
【おすすめの曲】
〇Better With You/Lenno(レンノ),Bee's Knees,Monogem
〇One On One/Jafunk(ジャファンク),Aaron Pfeiffer
〇Walk With Me/Cosmo's Midnight(コスモズ ミッドナイト),KUCKA
■ ハウスミュージック~ハウスダンスの歴史
HOUSE MUSIC の名前の由来となったのは1977年にシカゴにオープンしたクラブ「Warehouse(ウェアハウス)」からきているというのが最も有力な説とされています。1970年代末、ニューヨークにクラブ「パラダイス・ガラージ」が誕生しました。パラダイス・ガラージの伝説的なDJ ラリー・レヴァン(Larry Levan)は、「ニューヨークガラージュ」と呼ばれるハウスの基本スタイルの生みの親で、ニューヨークでは、サルソウル等の従来のディスコ・ミュージックにハウスの要素(電子楽器の自動演奏やリズムマシンによる独特のビート)を取り入れたサウンド「ニューヨークハウス」が発生していました。
■ ヒップホップダンスとなにが違うのか
まず、HIPHOPとHouseは音楽自体違います。簡単に言うと、HIPHOPはゆっくり、Houseは早いイメージです。したがって、HIPHOPではゆっくりとしたテンポの曲なのでアップやダウンの動きを大きく踊ることでかっこよく、魅せる踊りになります。
次にHouseですが、早いテンポと4つ打ちのリズムが特徴的でその早いテンポと一緒に流れるように多様な足さばき、ステップを踏みます。アクロバットな要素も入れる人も多いです。
■ ハウスダンスの特徴的なステップや技
~ステップ~
☆SHUFFLE(シャッフル)ハウスダンスの曲はスピードが速いので、このステップは、早いスピードの中で、上手に足を動かす必要があります。あんまり力を入れず、リラックスして踊る意識も大切です。
☆SWIRL(スワル)
アップのリズムで取る、ハウスダンスの代表的なステップです。日本では、SWIRL(スワル)と呼ばれていますが、正式名称はあまりないようです。
☆CROSS STEP(クロス・ステップ)
比較的、ハウスダンス初心者の方でも、簡単にマスターできるステップです。リズムをキープする練習にも効果的です。
~技~
☆DOLPHIN(ドルフィン)ハウスダンスをやっていて、最初に覚える、大技(フロア技)ではないでしょうか。逆立ちのように両手を地面について、腕を曲げていき、足を魚の尾ひれように動かす、フロアステップです。シャチや、ダイブとも呼ばれます。(DOLPHINは、イルカの意味)ケガをしないように気をつけて練習してみて下さい。
■ 日本の有名ダンサー
・HIRO・PInO
・SHUHO
・TATSUO
・HERO
・KAZANE
・SANTA
・Miyu
ノアでHOUSE教えてくださってる方々も有名なハウサーの方が沢山いらっしゃいますので、是非一度受けに来てみてください!!
~NOAで教えてくださってるハウサー一覧~
https://www.noadance.com/house/
おわりに
ハウスダンスについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?意外と知らないことも多かったのではないでしょうか。ハウスに触れたことのない方々も是非興味をもって、ハウスの面白さを追求してみてはいかがでしょうか。