■ 緊張してしまう理由は脳にある?
人が緊張すると、脳がストレスを感じ、体内でノルアドレナリンという物質が分泌されます。これは、ストレスに反応して出てくる神経伝達物質です。
そして、このノルアドレナリンが、緊張したときに起こる身体のさまざまな症状の原因であるとされています。
例えば、心拍数が上がる、消化器系の活動が抑制(排泄が抑えられる)、瞳孔が開く、痛覚を遮断、集中力・判断力・注意力の向上、筋肉の機能向上などがあげられ、これらは脳がストレスを感じた時に生じるものである。
■ いざ本番!緊張する人はこれをやってみよう
レッスンでのビデオ撮影や文化祭、バトル、オーディション、発表会など人前に立つ場面での本番の際その緊張はとくに敏感なものとなります。その緊張をほぐす対策として以下のものがあげられます。
・本番を想定したイメージトレーニング
・深呼吸
など。
気負いせず、心身ともにリラックスを心がけることが大事です。
■ 人前で緊張しないようにするには?ちょっとしたコツで解消しよう
人前で緊張しないようにするためにはやはり場数を踏むことが重要です。何事も練習なしで臨む本番ほど怖いものはありません。また本番だからいつもよりよりよいものにしなくてはというマインドで臨むより練習で行っているいつもどおりの行いをする。というマインドで臨んだほうが自然と緊張も薄れます。
また、ただ本番だから気合をいれて臨むというよりもその場にいる誰よりも本番という環境、状況を楽しむという気持ちで挑んだほうが自然と緊張もほぐれます。
■ 緊張しない人はいない、自分に自信を持とう
ここまでの話で本番という状況においての対策を述べてきましたが実際問題これらを行ったからといって必ずしも緊張せずに本番に臨めるのかというとそういうわけではありません。人それぞれ緊張状態を和らげる方法は異なります。
例えば本番前に親しい友人と会話をするだけで緊張がほぐれる人も入れば、お気に入りの飲み物を飲めば緊張をほぐれたりなど決まったルーティーンを行うことで精神的に気持ちを落ち着かせられる人もいます。しかし最終的には緊張を和らげる対策よりもどういった気持ちで本番に臨むかというメンタル面で自分が強くなることでおのずと緊張せず練習の成果が発揮できるようになります。そのためにはまず自分に自信もてるようしっかりと本番を想定した練習に励むことが必須ですね。