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ダンス教室が教える!ココリコ田中も踊るコンテンポラリーダンスとは

定義づけできないコンテンポラリー・ダンス


1960年代にモダンダンスに対する文化として前衛的なダンス活動が始まり、それ以降にスタイルやテクニックによるダンス、あるいは芸術舞踊が発生してきました。それらのダンスの総称がコンテンポラリーダンスとなっています。定義づけできないことがコンテンポラリー・ダンスの本質であるかのように言われることもあり、むしろ定義づけしようとすること自体があまりないと言えます。


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バレエを母体とした集団芸術か個人作家による実験か

コンテンポラリーダンスの定義は多様であり、その受け止められ方は地域、国によって様々です。ヨーロッパでは、バレエテクニックを母体とした集団芸術の方向性と、個人作家によるより実験的な方向性の二つに大別することが可能です。バレエ団やコンテンポラリーダンスカンパニーなどは身体の躍動性を観客に訴えかけることを主たる目的とし、歌劇場や伝統的劇場施設において公演を行い、発表されます。個人作家はソロやデュオなど、少人数による作品が目立ち、公演場所も小規模な劇場や、ギャラリー、屋外などでも行われます。


ミュージックや高度なテクニックを排除したスタイルも存在

コンテンポラリーダンスはクラシックバレエやジャズダンス、ヒップホップなどのストリートダンスのように明らかな特徴や明確な定義があるものではなく、様々なスタイルやムーブメントが存在しています。バレエのスタイルを使ったもの、インプロヴィゼーション(即興)、コンタクトインプロヴィゼーション(人と絡みながら行う即興)、訓練したダンサーのみができるような高度なテクニックを排除した日常の基本動作を基に動きを作るスタイルなど、表現活動は多岐にわたります。


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教室で習うコンテンポラリーダンス

既存の型にとらわれない自由で即興で身体の感じるままに動く感覚や自らも動きを創作する芸術的体験、そして自らの身体と向き合いながら新しい動きや感覚を発見する動きの探究ができる魅力がコンテンポラリーダンスにはあります。アーティスト個人の身体を通して独自の世界を作ることで、自由で多種多様なパフォーマンスがうまれます。教室では個性豊かで様々なテクニックを持つコンテンポラリーダンサーがレッスンを行っています。自分に合ったダンスを探し出し、自分でしか出せない世界観をダンスで表現できるように目指しましょう!

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