ヒップホップダンスを上達するためには様々な基礎が必要とされる。以下の各項目が主に代表的とされるヒップホップダンスの基礎といわれている。
① 準備運動
ダンスにおいてまず必要とされるのが身体の柔軟性である。もちろん運動時においての怪我防止の意味合いも含まれるがそれ以上に自身の身体の柔軟性を高めることにより身体の稼動域を広げることにも繋がるためヒップホップダンスだけではなくダンス全般的に準備運動および柔軟性を極めることは必要不可欠であるといえる。
② インナーマッスル
筋肉がたくさんあればダンスが確実に上達するわけでは無い。ダンス全般において踊るために必要とされる筋肉はそれぞれ異なる。その中でも特に必要とされるのがインナーマッスルや体幹と呼ばれるものである。身体を内側から支え軸となるインナーマッスルを鍛えることにより瞬発力を向上させたりバランスのとりずらい動作もぶれずに踊れるようになったりとダンスにおいてインナーマッスルを鍛えることはかなり重要である。
③ アイソレーション
アイソレーションとは体の部分部分を細かく動かすための基礎のことを指す。このアイソレーションはヒップホップに限らず全ジャンルにおいて"絶対"と言っていいほどに必要とされる基礎である。ダンスの上達を左右する要素の一つであると言われている。アイソレーションを極めることにより体の可動域を広げることが出来るようになるため体を自在に動かせるようになれる。
④ リズムトレーニング
リズムトレーニングとは曲に合わせリズム感覚を鍛えるトレーニングである。リズム取りが上手く取れるようになれば一定のリズムをキープして踊れるようになり、より音楽に会ったリズムのダンスを踊れるようになる。主なリズムの取り方としては上下でリズムをとるアップダウンの他音の表どり裏どりと呼ばれるオンカウント、エンカウントでリズムをとる練習が代表としてあげられる。ステップを複合させたリズムトレーニングなど練習に取り入れるとなおよい。
これらの基礎的な動作をマスターすることでダンススキルを上達につなげることができる。自分の踊っているところを動画で撮影し再確認し苦手を克服していけるとなおよい。