◼︎はじめに
ロックダンス(Lock Dance)は、1970年代にアメリカで誕生したストリートダンスの一種です。独特のステップとポージングが特徴で、カッコよく目立ちながら踊ることができます。この記事では、ロックダンス初心者が押さえておきたい基本的なステップやコツをわかりやすく解説します。ぜひ最後まで読んで、ロックダンスの魅力を体感してみてください。
◼︎ロックダンスとは?
(1) 歴史と起源
ロックダンスは、1970年代のアメリカ・西海岸で生まれたストリートダンスのスタイル。テレビ番組の影響なども相まって人気を博し、世界中に広がっていきました。
(2) ロックダンスの特徴
固定(ロック)する動作:一瞬ピタッと止まる印象的な動きアニメのようなポーズ:大きな身振り手振りやユニークなジェスチャー
アグレッシブで明るい雰囲気:笑顔でポーズを決めることが多いロックダンスならではの、ポップでコミカルな表現が魅力です。初心者であっても、基本的なステップを覚えるとすぐに楽しめるようになるでしょう。
◼︎ロックダンスの基本ステップ集 7選!
ロックダンスには、主に以下のような動きが使われます。TWIRL [トゥエル]
手首を巻き上げる動き。ロックダンスの基本中の基本。
LOCK [ロック]
ロックダンスのロックとはこの動きから来ている。腕を身体の前で停止させる動き。ロックダンスの基本中の基本
POINT [ポイント]
指を差す動き。ロックダンスの基本中の基本。
PACING [ペイシング]
横にパンチを打つような動き。振り付けなどとは別に、リズムを取るためにも使われる。日本ではDRUM [ドラム]とも呼ばれる。
FIVE [ファイブ]
CLAP [クラップ]ともいう。相手をたたえて手を叩きあう動きから。自分で叩く動きはSELF FIVE [セルフファイブ]という。
SCOOBIE DO [スクービードゥー]
片方の足でキックし、エンカウントでもう片方の足を上げ着地するステップ。
KICK WALK [キックウォーク]
別名PIMP WALK [ピンプウォーク]。一歩目で蹴って二歩目で膝を開くステップ。由来はPIMP(ポン引き)の歩き方から。
◼︎ロックダンス初心者が練習するときのコツ
(1) リズムと音楽に慣れる
ロックダンスはファンクミュージックやディスコミュージックなど、ノリの良い曲に合わせることが多いです。まずは曲に合わせたカウントの取り方に慣れていきましょう。
(2) 鏡を使ってフォームをチェック
ステップの形やポーズを確認するために、鏡の前で自分の動きをチェックしましょう。腕や足の角度を微調整して、より大きくダイナミックに見せる工夫が大切です。
(3) 基本をしっかり押さえつつ個性を出す
最初のうちはロックダンス初心者向けの基本ステップに忠実に取り組むことで、動きの正確性が身につきます。慣れてきたら、表情や手の動き、ジャンプなど、自分なりのアレンジを加えてみてください。
◼︎最後に
ロックダンスは、明るく楽しい雰囲気のなかでダイナミックなポーズを決められる魅力的なスタイルです。とくにロックダンス初心者の方は、今回紹介した基本のステップから始めることで、よりスムーズに踊れるようになります。音楽に合わせて一瞬で身体を固定し、迫力のあるポーズを決めれば、一気に存在感が高まることでしょう。
まずは焦らず、ロックダンスのリズムや基本的な動きをしっかりと身につけることから始めてみてください。少しずつコツをつかむことで、より自由に、個性あふれるダンスができるようになりますよ。