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今もなお大人気!キングオブポップ、マイケルジャクソンのダンスの凄さ|NOAダンスアカデミー

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■はじめに

歴代最高のアーティストは誰だと思いますか?
と、聞かれたら皆さんは誰を思い浮かべるでしょうか。
これまで世界中では様々なアーティストが誕生してきましたが、ダンスや音楽を愛する人にとってマイケルジャクソンの存在は欠かせないのではないでしょうか。


彼はこれまでに3億5千枚以上の売り上げを叩き出し、グラミー賞等多くの賞を幾度となく受賞し"キングオブポップ"と呼ばれ、まさに音楽界のレジェンドとして知られています。
史上最も売れたアーティストとして名を馳せたマイケルですが、2009年50歳という若さでこの世を去ってしまいました。


今の若い世代の方たちは彼の名前は知っているけど、どんな人なのかイマイチよく知らないという人、多いのではないでしょうか?
そこで今回は彼の生い立ちから功績、更には彼特有のダンススタイルまで迫っていきます!


■いまさら聞けない!マイケルジャクソンとは?

(1)生い立ち

1958年8月29日アメリカ合衆国インディアナ州ゲーリーにて10人兄妹の6男として生まれました。
父はクレーンの操縦士、母はデパートのパートタイムで働いており決して裕福な家庭ではなかったですが、両親や兄弟が音楽好きだったことからマイケルも普段から音楽に触れる環境で暮らし、才能は徐々に開花していきました。


(2)ジャクソンファイブ

マイケルを語るうえで欠かせないのがジャクソン5の存在です。
ジャクソン5とはマイケル達兄弟で組まれた5人組ユニットで、マイケルはリード・シンガーとして活躍していました。
ジャクソン5は1960年代にデビューし、デビューから4作品連続で全米チャート1位を獲得し、一世を風靡する大活躍を果たしました。
ジャクソン5としての活躍を経て、徐々にマイケルの個としての才能も輝きだしたのです。


(3)マイケルの有名曲

マイケルはこれまでに数々の名曲を出してきました。マイケルを有名にした曲を3曲ほど紹介していきます。


Billie Jean(1983年)
マイケルの代表曲といえば、まずこの曲ですね。
シンプルで一定なドラムビートが特徴的で、80年代のサウンドやパッションが存分に感じられる1曲ですね。
この曲こそ、マイケルの代名詞ともいえるムーンウオークが誕生した伝説の曲です。
タイトルのBillie Jeanですが、これは架空の女性の名前で、マイケルの女性問題をモチーフにした内容となっています。


Beat It(1983年)
ソウルやファンク色が強いマイケルでしたが、この曲はマイケルが生んだ最高のロックの曲です。この曲でマイケルの音楽性の幅は一層広がり、より評価されることとなった、分岐点となる一曲です。
この曲は"子供も楽しめる曲"を目指したとされ、曲調もロックであることから当時黒人ファンの多かったマイケルでしたが、白人ファンを獲得するカギとなった曲です。


Thriller(1984年)
これまたマイケルの代名詞と言える有名な曲ですね。
マイケルとゾンビたちが踊るホラー仕立てのMVは一度見たら忘れられないインパクトのある最高傑作です。
音楽史上最も優れた映像作品として呼び声高く、MV内の独特な振り付けは後のダンス史にも大きく影響を与えた内容となっています。


■マイケルジャクソンのダンスの特徴

(1)どんなジャンル?

マイケルは歌唱力だけでなく、ライブやMVにて披露するダンスのスキルもまた高く評価され、今でもなおマイケルに憧れてダンスを始める方も少なくありません。


彼の踊るダンスのジャンルですが、これと決まったジャンルはありません。
そのため"マイケルダンス"と表現するのが妥当かもしれません。
今主流とされるダンスのジャンルで例えるのならば、ロック・ソウル・ジャズ・ポップなどのオールドスクールが基盤となっています。


(2)マイケルの代名詞!「ムーンウォーク」

マイケルのダンスで真っ先に思い浮かぶ動きと言えば、ムーンウオークではないですか?
後ろ向きに滑るように進む動きはとても不思議に見え、この技は彼を一躍有名にしました。
ムーンウオークの原理は"スライド"と呼ばれる動きを利用した移動方法で、片方の足を爪先から踵までゆっくり着地させると同時にもう片方の足を後ろに移動させます。
原理を理解し練習すれば独学もできるようになります。
https://www.noadance.com/knowledge/genre/moonwalk.html


(3)「ターンスピン」

マイケルの華麗な回転は圧巻ですよね。
ダンスにおいてはターンやスピンと呼びますが、体幹が第一に必要です。マイケルほど何回転も、しかも優雅に回るにはかなりの練習が必要ですね。


(4)「ゼログラビティ」

この技、皆さん見たことありますでしょうか?
見たことない方、ぜひ下記リンクから見てみてください。
まっすぐ立っている状態から、足を残したまま斜めに倒れるという一見人間離れした技に見えます。


やはりマイケルは天才か!?


と思えてしまいますが、実はこの技には仕組みがあります。
タネはマイケルの履いている靴にあり、靴のかかと部分にV字型の凹みがあり、その部分に地面から突き出したボルトの頭部を引っ掛け前傾姿勢を保つ仕組みとなっています。
なんだ簡単じゃないか、と思ってしまうかもしれませんが、この靴を使いこなすにはかなりの筋力と体幹が必要と言われています。
マイケルの身体能力と技術の進歩の、まさに奇跡的なコラボレーションですね。

■必見ライブ映像3選

マイケルと言えば圧巻のライブパフォーマンスが有名です。
ここからは彼の過去のライブの動画を紹介していきます!

■最後に

いかがでしたでしょうか?
マイケルのカリスマ性にはつい憧れてしまいますよね。
彼は50歳という若さですでに亡くなってしまいましたが、彼の残してきた作品は数多く存在します。
皆さんもこの際、マイケルの楽曲を聞いてみてはいかがでしょうか。

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