DANCE KNOWLEDGE ダンスの知識・雑学

ストリートダンスのカウントとリズムの取り方|NOAダンスアカデミー

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■ カウントの数え方

①1エイト

1.2.3.4.5.6.7.8の8拍を1エイトという。
1小節4カウントの2小節を1括りにした8カウントの事。
ダンスミュージック ポップスは4エイト32カウント
2エイト16カウントの韻文(構成)なので歌い始めやメロディが変わるところが1のカウントになる事が多い。


②オン カウント エンド カウント

1.2.3.4.5.6.7.8の数えやすい部分を表 オンカウントと呼び、その間にある裏 裏拍をエンドカウント、エンカウントと呼ぶ。
ダンスで主に使う音取りは4種類 4,8,16,32ビートの構成です。


■ リズムの取り方を覚えよう

① ダウン

・・・下でアクセントを取ります。カウントならワン1のタイミングでダウン。
胸を後ろに引くアイソレーション(胸とオヘソを近づけるイメージ)を使うことで膝への負担を軽くできます。
ダウンは前重心になりやすく、その姿勢でやってしまうと膝を痛めてしまうので、頭が前に傾いたり前傾姿勢にならないように重心の取り方に注意してください。足を曲げるときに、空気イスのように真下に腰を下げる意識を持ちましょう。


② アップ

・・・上でアクセントを取ります。カウントなら1ワンのタイミングでアップ。アップはリズムがズレやすく、アップの準備姿勢のタイミングがズレていたり、膝を曲げるという準備姿勢自体ができていないことが原因です。アップは膝を曲げた状態がスタートの位置(準備姿勢)です。人間は足を伸ばした状態で立っているので、膝を曲げた姿勢からスタートするアップは、やりにくく、リズムを取るタイミングが難しくなります。
ワン1のタイミングで膝を伸ばしてアップができるように、足を曲げる準備姿勢ができているか注意してください。
カウントでいうと、表のカウントと裏のカウントがありますが、裏カウント(&=エン)が膝を曲げるタイミングです。
ワン1の前のカウントであるエイトの裏カウントで膝を曲げておきます。アップは胸を張る意識もお忘れなく!


③ 前ノリ(後ノリ)

・・・上のダウンやアップに前後の動きをくわえたリズム取りです。ダンスのステップにも使われる動きなので、まずは、アップダウンを習得することから始めましょう!


■ リズムを身に着けるトレーニング方法

上のダウンでも説明しましたが、お腹でリズムを感じること。
正確には「みぞおち」のイメージですが、つまりは「体の中心でリズムを感じましょう」ということです。
というのも、ダンスでは全身で音を取ることが理想的で、かつ体を大きく動かすには「お腹」を使えることが重要だからです。
実際に、お腹を使えると躍動感が出るので大きく見えますし、ダンスがかっこよくなります。ぜひ意識してみてください。


■ リズムが取りやすいトレーニング曲

Mixer/Amber Mark
4Ever(Feat,Fabolous)/リル・モー
123Victory/カーク・フランクリン
You can tell me/Tomi Popovic
・・・etc


リズムトレーニングの曲は自分の好きな曲でいくらでも練習できます。
やり方やコツを踏まえていればどんな曲でもダンスのリズムは取れます。
それが取れるようになっていたら、ダンス上達の一歩ではないでしょうか。


おわりに

ダンスに必要なのは音楽家のようなリズム感ではなく、リズム取りのパターンを理解することです。ダンスを始める時はリズム感に自信がなく、踊りもバタバタとしてしまうことが多いです。
ですが、リズムの取り方やパターンを覚えていくうちに
苦手意識はなくなりましたが、かといって、音楽家のような
リズム感があるわけではないです。
つまり、ダンスではリズム取りのパターンを覚えて
使いこなすことが重要。使いこなすためには、反復練習して
自分のものにすることがポイントというわけです。

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