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なんとなく知ってる...ブレイクビーツとは|NOAダンスアカデミー

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■ブレイクビーツとは??

音楽制作の方法。または音楽のジャンル。
ターンテーブルの奏法(英語版)。レコードのドラム演奏のフレーズをループ再生、
またはスクラッチすること。
音楽制作の方法および音楽ジャンルの名。ドラム演奏のフレーズを、サンプラーや波形編集ソフトウェアなどを使用してサンプリングし、ドラムループとして使用したり、分解してシーケンサーで組み立て直すこと。またはそのようにして制作された楽曲。
上記の元となる楽曲において、ドラム演奏のみになっているブレイクの部分。


■ブレイクビーツの始まり

一般に1970年代にクール・ハークによってなされたと言われている。
ハークはプレイヤーのトーン・アームに触れずに、レコードをスピンさせる方法で、ブレイクを再生した。なお、アフリカ・バンバータは自身が発見したとしている。クール・ハークの「ブレイクビーツ」思想とともにヒップホップの制作方法として確立されました


■ブレイクビーツの作り方

まずは素材となるリズムループを手に入れます。
ブレイクビーツという語源は曲のブレイクでドラムになるところだけを
抜き出してループ/再構築する手法から来ているとのことです。
Amenと呼ばれるブレイクビーツ用の有名なドラムフレーズがあります。
手順としては既存のループを切り刻んで保存しフレーズをワンショットにして
サンプラーで鳴らす・・・といってもピンとこないかもしれません。
既存のドラムループを使用する場合ならばフレーズ全体でのテンポを解っていると切り刻む目安がつけやすくなります。


■ ブレイクビーツといえば!おすすめ定番曲

①YG, Mozzy/MAD ft. Young M.A

西海岸で絶大な支持を集めるラッパーのYGとMOZZYさん。
2010年代後半から共演をしており、現在はUSで最も有名なタッグの1つとして知られています。


②Bompton to Oak Park

ハードコアなトラップミュージックが印象的な作品で、ゆるいフロウを乗せるのではなく、ギャングスタ・ラップをイメージさせるような勢いのあるフロウを展開しています


③DJ Khaled/I DID IT ft. Post Malone, Megan Thee Stallion, Lil Baby, DaBaby

ポスト・マローンさん、ミーガン・ジー・スタリオンさん、
リル・ベイビーさん、そしてダベイビーさんの豪華ゲストを迎えた
『I DID IT』はDJキャレドさん自身の名前を冠したアルバム
『Khaled Khaled』に収録されています。かつてエリック・クラプトンさんが
属したアメリカのロックバンド、デレク・アンド・ザ・ドミノスの名曲『Layla』をサンプリングした1曲。


④WE GOING CRAZY ft. H.E.R., Migos

2000年代後半から現在までシーンの最前線で活躍しているヒップホップ・トリオ、ミーゴスとカリフォルニア州出身のR&Bシンガー、ハーさんを
フィーチャリングした、DJキャレドさんの名曲
『WE GOING CRAZY ft. H.E.R., Migos』。
ハーさんをフィーチャリングしているから、
王道のヒップホップR&Bかと思いきや、トラックはまさかのレゲエ調!
ニューヨークスタイルも感じることには感じるのですが、レゲエもしっかり主張してくるという、非常に独特なトラックに仕上げられています。


⑤Higher (feat. Nipsey Hussle & John Legend)

日本の著名なミュージシャンたちもファンであることを公言する、
大人気R&Bシンガーのジョン・レジェンドを大々的にフィーチャーしているのは、DJキャレドの『Higher』という1曲です。
まるでゴスペル音楽を聴いているような、
壮大でアップリフティングな1曲ですね。
またラッパーとして同じくフィーチャーされているニップジー・ハッスルは、
なんとこの曲がリリースされる直前に暗殺されてしまいました。


⑥Polo G/Painting Pictures

シカゴ出身のラッパー、ポロGさん。
2018年にリリースした作品『Finer Things』で世界的な人気を
集めるようになり、以降はチャートの1位を何度か獲得するなど、
現在のUS・ヒップホップ・シーンの最前線で活躍しています。
そんな彼の新曲としてオススメしたい作品が、こちらの『Painting Pictures』。


⑦No Return ft. The Kid LAROI, Lil Durk

もともとはドリル・サウンドを主体とした音楽性ですが、現在は
メロディックであったり、王道のトラップミュージックを主体としています。
オーストラリアを代表するザ・キッド・ラロイさんと、シーンで
トップクラスの人気を集めるリル・ダークさんをフィーチャーした作品で、
トレンドのサウンドを取り入れたトラックと現代的なフロウが印象的な作品です。


⑧RAPSTAR

歌とラップをまぜたようなフロウと、成功体験を描いた
ヒップホップの魅力がつまった作品に仕上げられています。
トラックは分かりやすいアコースティックなトラップなので、
初心者の方にもオススメです。


-終わりに

ワードだけ聞くと難しく考える方も多いと思いますが
遊びながら音楽を作っていくと 種類やパターンなどを覚えられるようになるのでどんどん楽しくなってきます。
楽しくやる事がなんでも上達につながるので、皆さんもぜひ
試してみてください!

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