-はじめに
最近では有名なアイドルの振付を真似して踊ってみたり、SNSで流行している音楽に合わせて踊ってみたりする方も多くいらっしゃると思いますが、今日は沢山あるダンスのジャンルの中でもHIPHOPに注目してお話していきたいと思います!
◼︎ヒップホップダンスの基本スタイル
(1)ヒップホップダンスの主要ジャンル(Old SchoolとNew Schoolの違い)
古くから存在するストリートダンスは、1990年を境に大きく分けられ、1990年以前をオールドスクール、1990年以降をニュースクールとして名付けられており、現在ではミドルスクールを加えた3つに区別するのが一般的とされています。自由さが特徴のヒップホップの中で、オールドスクールは大きな音を拾って決まった型や技を披露するのに対し、ニュースクールは細かく音を拾って自由な動きを組み合わせるのが特徴といえます。
(2)必要な基本ムーブ
ヒップホップにおいて必要な基本のムーブを抑えましょう!ダウン・・・音に合わせて膝を曲げ、重心を下に落としてリズムをとること
アップ・・・音に合わせて膝を伸ばし、重心を上に上げてリズムをとること
(3)初心者が押さえておくべきダンス用語
ダンスを始める上でよくレッスンなどで出てくる用語をチェックしてみましょう!アイソレーション →首・肩・胸・腰などを他の部位と連動させずに動かすこと
グルーブ →音やリズムに乗ること
コレオグラファー →振付師
ナンバー →発表会やイベントに出す作品
ユニゾン →みんなで同じ振付を踊ること
皆さんチェックできましたか?
それではヒップホップダンスの最新ムーブについて紹介していきます!
◼︎ヒップホップ最新ムーブの紹介
(1)2024年注目のムーブTOP3
1.TikTokで話題の振り付け(例: 簡単で覚えやすいショートダンスムーブ)日本だけでなく世界中で流行した「BBBBダンス」
アニメのオープニング映像でキャラクターたちが踊っていたダンスがそのまま話題となり、誰もが真似しやすいことから多くの人が踊ったのではないでしょうか。
2.コンテストで流行中のフリースタイル(例: パワフルな足技や滑らかなスライド系)
2024年のダンスコンテストにおいては、多様なジャンルや技術を組み合わせたフリースタイルが注目されており、特に目立っていたのは足技や床技を取り入れ、オリンピック競技にも選出されたブレイクダンスでした。
3.SNSでバズったユニークな動き(例: 個性派スタイルの取り入れ方)
韓国の手遊びゲームを元にしたROSEの「APT」ダンスは、ダンスをしたことがない人でも真似しやすく、身体全体というよりも手だけを使う動きのため、公開からすぐに世界中でダンスを踊る人が続出していました。
◼︎ヒップホップダンス初心者向けの練習方法
(1)ゆっくり動きを覚えるコツ
足を先に覚えることによって、手が自然とついてきたり体の動かし方が分かったりすることが多いので、まずは足の動きを真似して動かしてみましょう。
(2)動画を活用した練習法
SNSやYouTubeなど最近では色々な媒体でダンス動画を見ることができます。実際にスタジオに足を運ぶことが出来なくても、NOAの公式YouTubeチャンネルに載っている動画を覚えてみたり、オンラインレッスンを見て自宅で練習してみましょう。
(3)簡単なルーティンの作り方
実際にレッスンの時のような流れで、ストレッチ→筋トレ→アイソレーション→ステップ練習→振付など自分の動きやすい順番でルーティンをつくることで自宅やスタジオを借りての自主練の際にも練習がしやすくなるのではないでしょうか。
◼︎スタイリングでダンスを引き立てる
(1)ヒップホップダンスに似合うファッションアイテム
身体を大きく動かし、大胆に踊るヒップホップではやはりオーバーサイズの服がよく似合うのではないでしょうか。太めのズボンやパーカー、キャップやハイカットスニーカーなどオールドスクール感のあるアイテムで見た目から気分を上げていきましょう!
(2)スニーカー選びと動きやすさの重要性
ダンスのジャンルによってスニーカー選びも大切になってきますが、ヒップホップは特にこの条件が絶対必要!というポイントよりも自分の足に合った動かしやすいスニーカーであることが必要だと思います。滑りやすいスニーカーは足に力が入りにくく、止めや重みを表現しにくくなってしまうのでスニーカーの裏側は滑りにくいものが良いでしょう。
(3)アクセサリーやヘアスタイルで個性をプラス
日頃のレッスンの成果を披露するステージでは、自分をより輝かせてくれるアクセサリーやヘアスタイルも重要になってきます。踊っているときに取れやすいものではなく、大きめのネックレスやバンダナ、帽子などをしっかりと固定して思いっきり楽しみましょう!
◼︎継続して楽しむためのヒント
(1)ダンスコミュニティやワークショップへの参加
ダンスを続けていくと、毎週同じレッスンを受けている人や同じナンバーに参加することになった人など様々な方との出会いがあります。初めは1人で通い始めたダンスでも、気が付いたら沢山の知り合いができた!普段の生活では出会えないような人と仲良くなれた!など交友関係も広がるので、イベントやワークショップなど積極的に参加してみるとダンスがより楽しくなるかもしれません。
(2)モチベーションを保つ方法
ダンスを継続していくためには、やはり楽しむことが1番大切です。そのためにもモチベーションを保つために、この先生のレッスンを受けに行ってみる、やこのイベントに参加したい、など目標をつくり日々の練習から意識してみるとよりダンスを楽しく続けられるのではないでしょうか。
(3)自分らしいスタイルを見つける楽しみ
ジャンルによって雰囲気や振付が違うのはもちろんですが、同じ振付でも踊り手によってスタイルが異なるところもダンスの面白さの一つです。先生だけではなく、一緒にレッスンを受けている人やアイドル、アーティストなど沢山の方の踊り方を見て、真似て自分だけの自分に合ったスタイルを見つけてみましょう!
◼︎最後に
ダンス未経験の方が比較的始めやすいヒップホップというジャンルについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。基礎の動きやステップが多く、自宅での練習もしやすいジャンルなので是非沢山の方に挑戦していただきたいです!