◾️ はじめに:JAZZダンスとバレエの関係
・JAZZダンスとは?特徴と魅力
バレエの動きがベースにあり、体の軸を意識して踊るのがJAZZダンスの特徴です。振り付けや音楽の自由度が高く、自分の想いを踊りにのせて自由に表現できるのが、JAZZダンスならではの魅力です。
・バレエの基礎がJAZZダンスに活きる理由
JAZZダンスは、クラシックバレエを基礎にしたダンスのジャンルです。指先まで意識した動きや、体の軸を真っすぐにした振り付けなど、クラシックバレエらしいしなやかな動きがベースになっているため、バレエの基礎を活かすことができるのです。
◾️ バレエ経験者がJAZZダンスを始めるメリット
・柔軟性や体幹を活かせる
バレエの基礎レッスンでは、バーを支えにしながら足を上げ下げしたり、背中を反らせたり、ゆっくりとした音楽にのせて基本的な動作を反復します。体がぐらぐらしないように、バランスをとりながらポーズをキープする必要があり、体幹を鍛えることができるのです。また、バレエを行う上で、ストレッチや柔軟体操は必須であり、柔軟性も自然と身につきます。JAZZダンスにおいても、柔軟性と体幹が重要であるため、バレエ経験はJAZZダンスにも活きると言えます。
・姿勢やラインが美しく見える
バレエには、片足で立つ動きや、片足を軸足にして回転する動きがあります。こうした動きを安定させるには、強い腹筋や背筋が必要であり、バレエ経験者は美姿勢をキープするために必要な筋力が自然と身についているのです。そのため、JAZZダンスを踊った時も、姿勢やラインが美しく見えるというメリットがあります。
・表現力や動きのメリハリを出しやすい
バレエは、音楽やリズムに合わせて身体を動かす舞台芸術であり、それぞれの動きや姿勢には、繊細な表現力が求められます。ダンスにおいて、表現力はとても大切であり、メリハリのある動きが鍵となるため、バレエ経験は大いに活かせるのです。
◾️ JAZZダンスで覚えたい基本ステップ
・ジャズウォーク(Jazz Walk)
ジャズウォークは、足を交差させて歩く歩き方です。このステップを身につけることで、踊りに美しさとエレガントさを出すことができます。
・ピボット(Pivot)
片足を軸に回転する動きをピボットといいます。ダンス全体の流れをスムーズにし、美しさや迫力を増す効果があるため、しっかりとマスターしておきましょう。
・キックやジャンプでリズムを表現
キックやジャンプを伴う動きは、動きに迫力を出すことができます。効果的に取り入れてリズムを表現することで、パフォーマンス全体にエネルギーを与えることができるのです。
・アイソレーション(Isolation)の活用
アイソレーションを活用することで、動きに緩急やリズムが生まれ、全体のパフォーマンスに深みと迫力が加わります。一部分だけを滑らかに動かしたり、止めたりといったテクニックが自在に使えるようになり、見ている人に強い印象を与えられるでしょう。単調になりがちな動きにも変化をつけることができ、振付の幅も広がるため、しっかりとマスターしておくことが大切です。
◾️ バレエの基礎を活かした練習法
・足の使い方とターンアウトの意識
バレエには5つの足のポジションがあり、共通して、脚を外に開く「ターンアウト」の意識が大切になります。バレエの動きがベースとなるJAZZダンスにおいても、これらをしっかりと身につけることがとても大切です。鏡を使いながら、ターンアウトを意識して、1つ1つの足のポジションを正確に身につけられるよう練習しましょう。
・腕や肩のラインを美しく見せるコツ
「背中から腕を生やす」意識を持ち、「肩甲骨を安定させて、上げないこと」が、腕や肩の使い方の基本です。肩を持ち上げず、腕の付け根や背中の奥から腕を遠くに伸ばすイメージで、手首や指先までエネルギーを通わせるよう意識することで、腕や肩のラインを美しく見せることができます。
・柔軟性を活かしたキックやジャンプの練習
柔軟性が高いと、足を高く上げたり、身体を柔らかく使ったりすることができ、キックやジャンプといったダイナミックな動きをしなやかに行うことができます。体幹を鍛え、猫背や反り腰などの悪い姿勢を矯正する効果が期待できるバレエストレッチは、柔軟性を高めるのに効果的です。
・リズムに乗るための音楽感覚トレーニング
バレエにおいても、JAZZダンスにおいても、音楽感覚トレーニングはとても重要です。まずは、音楽に合わせて1拍ごとに足踏みをしてみましょう。慣れてきたら、JAZZダンスの基本ステップであるタンジュやプリエを、音楽のリズムに合わせて練習します。はじめは、スローテンポの曲で動きを正確に確認しながら練習しましょう。
◾️ 初心者がJAZZダンスを上達させるコツ
・基本ステップを繰り返し練習する
ジャズダンスに限らず、ダンスの上達には、基本ステップをマスターすることが大切です。リズム感を養い、ダンスの基礎を固めるために重要になります。まずは、基本ステップを繰り返し練習し、しっかりとマスターできるようにしましょう。
・鏡でフォームを確認する
ダンスは人に見せるものであるため、しっかり踊れているか、鏡でポーズや動きを確認しながら練習することがとても大切です。鏡なしで練習すると、自分の感覚で踊ってしまうため、間違ったフォームで覚えてしまうリスクが高くなります。鏡を使って自分のフォームを確認しながら練習し、正しいフォームを身につけられるようにしましょう。
・表情や手足の動きも意識する
ダンスが上手い人は、顔の表情から指先まで全神経に意識が通っています。はじめは、振付を覚えることに必死になってしまいがちです。曲を聴いただけで、身体が勝手に動いてしまうくらい振付をしっかりと覚え、余裕が出てきたら、少しずつ表情や手足の動きも意識してみましょう。
◾️ まとめ
・バレエの基礎を活かしてJAZZダンスを楽しもう
JAZZダンスは、指先まで意識した動きや、体の軸を真っすぐにした振り付けなど、クラシックバレエらしいしなやかな動きがベースになっています。バレエの基礎をしっかりと身につけ、JAZZダンスをさらに楽しみましょう。
・基本ステップと練習法を押さえれば誰でも踊れる
JAZZダンスに限らず、ダンスは、基本ステップをマスターすることで、誰でも踊ることができます。今回ご紹介した練習法を参考に、焦らずコツコツと練習を積み重ねていきましょう。
・音楽に合わせて表現力を楽しむことが上達の鍵
「好きこそものの上手なれ」ということわざもあるように、好きで楽しんでいる物事ほど、上達しやすいものです。まずは、音楽に合わせて表現すること自体を楽しむことから始めましょう。