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ダイエット効果も!?この夏レゲエダンス始めてみない?|NOAダンスアカデミー

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ノリノリなレゲエ音楽を聞いていると、自然と体が動き出しませんか?
レゲエ音楽をきっかけにレゲエダンスを始めたり、クラブなどで
ダンサーさんが踊っているのを見て始めるという人も少なくありません。
一方で、「レゲエダンスってよくわからない」という人も多くいると思います。
そこで、初心者でもレゲエダンスを始められるように、特徴や基礎、練習の仕方まで、わかりやすく解説していきます。


■ レゲエとは?

レゲエミュージックとは、ジャマイカで生まれたポピュラーミュージックのこと。
4分の4拍子で奏でられるリズムのうち、2拍目と4拍目をギターのカッティング奏法で刻み、3拍目にドラムでアクセントを付けるのが特徴です。
世界で最も親しまれている音楽のひとつでもあるレゲエミュージックは、ヨーロッパ、アフリカ、南米などで発展を続けています。
また、日本のレゲエミュージックは「ジャパレゲ」と呼ばれ、様々なアーティストが日本特有のレゲエミュージックへと進化させています。


■レゲエダンスとは?

レゲエダンスとは、レゲエミュージックの速いテンポに合わせて、
露出の多い衣装を着たダンサーが踊るダンスのこと。
尻を振るセクシーなもの、三点倒立などのアクロバティックなもの、開脚するなどの柔軟性が問われるものまで、多様な振り付けが取り入れられており、高い運動量を持っています。
レゲエダンサーには、妖艶に踊りながらも危険なパフォーマンスで観客を楽しませることが求められるのです。
また、女性が踊るイメージが強いですが、実は、男性のダンサーやチームも数多く存在します。その際、露出度の高い衣装を着ることはありません。
女性が踊っているところに男性も参加する「カップルダンス」も、レゲエダンスの醍醐味ですね


■ 実はダイエットにも最適!レゲエダンスのメリット

レゲエダンスを練習する際に大事になるのが、筋力と柔軟性です。
レゲエダンスは、ただセクシーに踊っていれば良いというわけではありません。しっかりとした身体作りも練習のひとつだと思ってください。レゲエダンスを踊る上で、柔軟性も欠かせない要素です。
しなやかな動きの他、勢いを付けた上での開脚をするため、身体が硬いと、できる技が限られてしまいます。
プロのレゲエダンサーの踊りを見ると一目瞭然ですが、しなやか、かつ、柔軟な動きが必要なのです。
テクニックの練習の前には、上半身や腰などの動きを柔らかくするため、時間をかけてストレッチをしておきましょう。


■ レゲエダンスの基本ステップや技

前後左右に腰を動かすためには、腰のアイソレーションを修得する必要があります。
「腰打ち」や「ワイニー」などの基礎のテクニックにも必要ですから、腰のアイソレーションを甘く見てはいけません。
逆に言うと、腰のアイソレーションをマスターできれば、お尻を使う様々なテクニックができるようになるはずです

1.腰打ち

腰を弾くテクニックで、細かく分けると様々な種類があります。
まずは、その中のひとつである「4点打ち」をマスターしてみましょう。
肩幅よりも広めに足を開き、腰を落とした状態でリラックスしてから、腰を回していきます。
右回りの場合であれば、腰を右に動かすときに「ドンッ」、後ろに「ドンッ」、左に「ドンッ」、前に「ドンッ」と、それぞれお尻を弾いていきましょう。
難しいと思ったら、部分的に分けて順番に練習してみてください。


2.ボディーウェーブ

ボディーウェーブをしっかり練習することで、レゲエダンスのしなやかさと妖艶さを出すことができます。
まずは、大まかに肩・胸・腰・お尻にかけて部分的に動かしていきます。
これが、ボディーウェーブの基礎。とはいえ、初心者だとどの部分を動かしているのかわからなくなることがあります。
こちらも、部分的に練習して、最後に繋げてみてくださいね。


3.ヒップシェイク

お尻を片方ずつ動かすテクニックで、「ケツピク」とも呼ばれています。
純粋にお尻の筋トレにもなる動きなので、ヒップアップに重点を置きたい方は、他の基礎練習よりも多めに時間を取るのもアリですね。
開脚した状態から、前に体重を乗せて、右、左、右...と、お尻に力を入れていきましょう。
もしお尻を動かすことができない場合は、両方のお尻に力を入れて、お尻を動かすコツを掴んでください。
すぐにできる動きではないので、諦めずに毎日練習することが大事です。


4.ワイニー

レゲエダンスで最も知名度が高く、かつ最も重要なテクニックです。
ワイニーをマスターすれば、クラブで踊るときにも役に立ちますし、腰回りのくびれを作ることもできるでしょう。
まずは、腰打ちのように、肩幅よりも広めに足を開いて、腰を落とした状態でリラックスした後、腰を回していきます。
右回りの場合だと、基本姿勢から、右、後ろ、左、前...と腰を回していくだけです。これだけでは腰のアイソレーションと同じですが、ワイニーは重心を前や横など、様々な体勢で行います。
最初は下半身の動きに重点を置き、応用として手や上半身を付けていきましょう。音楽に合わせて腰を回しながら練習するのがオススメです。


■ レゲエダンスを踊るなら!おすすめ曲

レゲエダンサーがよく使うジャンルは、ダンスホール・レゲエの曲です。
ダンスホール・レゲエの特徴は、ダンス音楽の要素として相応しいため、アップテンポな曲調に合わせると、より刺激的な音楽を作り上げることができるでしょう。
ここでは、有名なダンスホール・レゲエの曲を5つご紹介します。
これ以外にも様々な曲がありますから、お時間があるときに、ぜひ自分に合った曲を探してみてくださいね。
こちらにもおすすめの曲を書いておきます!


『Zungguzungguguzungguzeng』――Yellowman


『Find It』――Elephant man


『SIDDUNG』――SPICE


『Dancehall Hero』――Vybz Kartel


『Poison』――Intence


おわりに

レゲエダンスは見た目よりもとてもハードな踊りです。
基本的な身体作りが大事になってきますから、筋トレや柔軟性を付けるためのストレッチは欠かせません。また、しっかりとした身体作りをすることで、怪我を未然に防ぐこともできます。
基礎練習を毎日じっくりと行い、身体の使い方を覚え、魅せるダンスを意識しましょう。
衣装などにもこだわりを見つければ、より自分自身の個性を出すことができるのです。
レゲエダンスは、日々の努力の積み重ねで上達できます。
慣れるまでは大変だと思いますが、踊れるようになると自信が付き、踊ることを楽しむことができるはず。
ダンスをするときに、楽しむことを忘れないでくださいね。

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