DANCE KNOWLEDGE ダンスの知識・雑学

テーマパークダンサー必須のクロスフロアとは|NOA DANCE ACADEMY

157157214151036e7eeaaa9747330ecc_s.jpg


みなさんは、テーマパークなどに行った時、ショーやパレードで踊るダンサーさんに目を向けたことはありますか?キャラクターももちろんですが、周りで華やかに踊るダンサーさんのパワフルかつキレキレなダンスを見て、"素敵!""こんなところで踊ってみたい"と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなテーマパークダンサーについて説明していきます。


■ テーマパークダンスとは

テーマパークダンスとはいわゆる全国にあるテーマパークのショーなどで踊られているダンスで、基礎にバレエやジャズなどのリズムを取り入れ、そこにエンターテイメント性をプラスして表現するダンスです。
パフォーマーの一人一人が世界観を明確に持って、それを体や表情で表現し、他の出演者と同じような振り付けの中でいかにそれぞれの個性を引き出しながら、幸せや喜びを観客に伝えていくのもテーマパークダンスの魅力の一つです。


■ クロスフロアってなに?

クロスフロアとは、スタジオ全面を横切るように使って、移動しながらダンスでよくつかうターンやステップ、ジャンプなど技を練習する方法の名前です。基本的には1人か2人で列になって順番にやっていき、自分の番が終わったら、また列の最後尾に並び、先生がストップをかけるまで練習を続けます。


テーマパークのダンスはその場に留まりながら踊るものではありません。パレードでよく見られるように、常に移動しながらジャンプやステップなどを行っています。オーディションでは実際に、クロスフロアにてどれほどの技術を持っているかがカギとなり、高い表現力を持っているか、キレイなフォームかつ笑顔で踊れているかなどが審査されます。


■ テーマパークダンスはどんなレッスンをするの?

バレエのバー・フロアの基礎練習を通して、センターを立てること、ポジションの形から基本的なコンビネーションを学んでいきます。
また、テーマパークダンサーは技術だけではなく社会人としての人間性も求められます。専門学校等のレッスンでは礼儀作法や立ち方、普段の生活習慣までを指導していくところもあります。さらに、踊る側・見せる側だけでなく見る側も楽しませるパフォーマンスができるように、演出・構成・振付のことから観客を集めることまで、将来を考えて総合的に実践して学べるようなところもあるようです。
現代のエンタテインメントのダンスの基礎となっているJAZZダンスのさまざまなバリエーションを練習していき、様々なジャンルに対応できるように、バレエを基礎とした多くのジャンルから体の軸、使い方を学べます。


■ テーマパークダンサーになるには

ここ近年のダンスは、ヒップホップやジャズダンス、ハウスなどジャンルが多岐にわたっていますが、テーマパークダンスは、バレエとジャズを基盤にしたダンスのテクニックを網羅しつつ、お客様に感動を与えることのできる表現力が必要です。多彩な個性を持つダンスのエッセンスを理解し、表現力やステージセンス、人間性を磨く必要があります。


さらに人気のテーマパークは、特に倍率が高く、オーディション対策は、ただ毎日ダンスレッスンを受けているだけではいけません。
オーディションというのは、レッスンの雰囲気とは全く違うので緊張もしますし、周りの人が自分より上手いと感じてしまうので萎縮してしまい、自分のパフォーマンス力を最大限に発揮することが非常に困難です。そのため、まずはオーディション慣れが必要となるので、テーマパークダンサーのオーディションに限らず、オーディションをたくさん受けることで、審査されるということに慣れておくことが大切です。


また、本番は興奮するので、体力の配分がわからなくなり、後半になるとバテてしまうことがあります。そうしたことにも対応できるように、普段から本番をこなす体力づくりも必要です。


おわりに

今回はテーマパークダンサーについて説明していきましたがいかがだったでしょうか。普段は楽しむ専門の方も多いと思いますが、ダンサーとして楽しませる側となることに興味を持った人も少なくないはずです。テーマパークダンサーを目指したい方は、ひとつの近道として専門学校等もあるので是非調べてみてください。


【テーマパークダンス参考動画】

https://www.instagram.com/p/BxUb95fHh-L/?igshid=ojw3480iyi5x


https://www.instagram.com/p/B05915xgxYV/?igshid=16yp8943zv01d

体験レッスン

当スクールの体験レッスンは
WEBまたはお電話にてご予約できます。もちろんご予約なしでも受講できますが、レッスンが休講や代講の場合がございますので、
ご予約されてからご来校されるのをお勧めしております。
※お一人様1回限り受講可能